喉の奥の要「茎突舌骨筋」とは?解剖学と嚥下・首の痛みの真相を解説

喉の奥の要「茎突舌骨筋」とは?解剖学と嚥下・首の痛みの真相を解説についての最新情報を徹底解説します。

「喉の奥に小骨が刺さっているような感覚が取れない」「首を横に曲げると耳の奥までズキッと痛む」といった訴えの背景に、茎突舌骨筋やその周辺組織の変形が潜んでいるケースがあります。

代表的な病態が、茎状突起が異常に長く伸びてしまう茎状突起過長症、通称「イーグル症候群(Eagle syndrome)」です。通常は2.5cm程度の茎状突起が3cm以上に伸長したり、茎状突起から舌骨を結ぶ茎突舌骨靭帯の石灰化が起きたりすることで、走行する茎突舌骨筋が過度な牽引を受けます。

その結果、すぐ近傍を通過する舌咽神経や内頸動脈・外頸動脈が圧迫され、嚥下痛、開口障害、首の回旋時痛、側頭部痛といった複雑な症状を引き起こします。耳鼻咽喉科や歯科用CTで初めて骨の過長や石灰化が判明することも多く、原因不明の頚部痛を追究する上で見逃せない疾患です。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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