白万重が咲かない原因とは?失敗しない剪定時期と美しい咲かせ方の極意
白万重を育てている中で最も多く寄せられる悩みが、「たくさんつぼみが付いたのに茶色く変色して落ちてしまう」「途中で開くのをやめてしまう」という現象です。八重咲きである白万重は、1輪を咲かせるために一重咲き品種の何倍ものエネルギーを消費します。開花が途中で止まる主な原因は以下の3点に集約されます。
第一に開花期の日照不足と株の体力不足です。白万重は半日陰でも育ちますが、花弁を完全に展開させるには半日以上の直射日光が必要です。第二に急激な水切れや過湿による根傷みが挙げられます。特に初夏や秋の開花直前に土をカラカラに乾かしてしまうと、植物は水分の蒸散を防ぐためにつぼみへの養分供給を真っ先に遮断します。第三に花肥(リン酸分)の不足または窒素過多です。葉ばかりが茂ってつぼみが開かない場合は、肥料設計を見直す必要があります。
また、フロリダ系特有の生理現象として警戒すべきなのが「立ち枯れ病」です。昨日まで青々としていたツルが、突然水切れを起こしたように先端からクッタリと萎れてしまう病気です。この症状が発生した場合は、萎れたツルを地際すぐ上の位置でためらわずに切り戻してください。
白万重を植え付ける際、「地際の節を1〜2節土の中に埋めて深植えする」という基本を守っていれば、地上部が立ち枯れても地下の節から再び元気な新芽(シュート)が上がってきます。切り戻した後は清潔な環境を保ち、市販の殺菌剤を株元に散布して再生を待ちましょう。
タグ:
https://aitraining.bnsf.com/uciplxvd/6331779/