指が動かしにくいのはなぜ?危険な病気の前兆と受診科目を徹底解説

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指を動かすための構造そのものに問題が生じている場合、整形外科領域の疾患が多くを占めます。代表的な3大疾患の特徴と対処法を確認しておきましょう。

指を曲げる屈筋腱と、それを束ねる腱鞘の間で炎症が起きるのが「ばね指(狭窄性腱鞘炎)」です。初期には指の付け根に圧痛や熱感が生じ、進行すると指がロックされて自力で伸ばせなくなります。ばね指の治し方としては、初期段階での局所の安静やサポーターによる固定、ステロイドの腱鞘内注射が有効です。保存療法で改善しない重度例では、腱鞘を切開して圧迫を解除する日帰り小手術が検討されます。

中高年以降の女性に多く見られるのが「へバーデン結節」です。指の第一関節(DIP関節)の軟骨がすり減り、関節の変形や骨の出っ張り(骨棘)、赤みや腫れを伴います。「指が太くなった」「第一関節が曲がりにくい」と感じるのが初期症状で、第ニ関節に同様の変形が起こる場合はブシャール結節と呼ばれます。テーピングによる保護や外用薬、エクオールなどのサプリメント摂取が対症療法として用いられます。

一方、免疫異常によって関節の滑膜に持続的な炎症が起きる病気が「関節リウマチ」です。特徴的なのは朝の指のこわばりが30分以上続く点や、左右対称に手の関節痛や腫れが生じる点です。治療の基本は抗リウマチ薬(メトトレキサートなど)や生物学的製剤による早期の薬物療法であり、関節の破壊が進む前に専門医の診断を受けることが将来的な手指の機能維持に直結します。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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