黒田官兵衛の家紋に秘められた真実|藤巴と黒餅の由来と感動秘話

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一方、藤巴と並んで有名な「黒餅(こくへい)」は、白地に黒い円を描いた極めてシンプルな紋様です。この紋の由来には、天下人・織田信長との深い関わりが伝えられています。

天正5年(1577年)、信長への謁見を果たした官兵衛はその卓越した軍才を高く評価され、信長から直接「黒餅」の紋を拝領したという伝承が残されています。また一説には、合戦で敵の首級を挙げた武功に対し、満月のような円を描いた軍旗を授かったとも言われています。

黒餅には「白地を黒く染め抜く=領土を次々と黒田の領地で満たす」という領地拡大の縁起担ぎの意味も込められていました。戦場において遠目からでも一目で黒田軍と識別できる実用性と、一切の無駄を削ぎ落とした合理的な意匠は、無駄な戦を嫌い最小の損害で勝利を収めた官兵衛の軍略思想と見事に一致しています。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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