土と砂の決定的な違いとは?植物が育つ秘密と見分け方を徹底解剖
Q1:海岸の砂を庭に持ってきて、植物の栽培に使っても問題ありませんか?
A1:絶対に使わないでください。海砂には高濃度の塩分(ナトリウム塩)が含まれており、植物の根から水分を奪って枯死させる「塩害」を引き起こします。園芸で使用する砂は、塩分を含まない「川砂」や「山砂」、または適切に除塩処理された市販の園芸専用砂を選びましょう。
Q2:川の砂に化学肥料をたっぷり混ぜれば、立派な「土」になりますか?
A2:肥料を混ぜても「土」にはなりません。砂は肥料成分を保持する力(保肥力)が弱いため、水やりとともに肥料分がすべて流れ出てしまいます。また、微生物のすみかとなる有機物(腐植)が存在しないため、植物の根が健全に呼吸・伸長できません。砂を栽培に適した状態にするには、堆肥や腐葉土を混ぜて土壌構造を育てる必要があります。
Q3:泥と粘土はどう違うのですか?
A3:粘土は粒の大きさが「0.005mm未満」の極めて微細な鉱物粒子そのものを指す学術用語です。一方の泥は、シルトや粘土といった細かい土の粒子が水を含んでドロドロになった「状態」を指す一般的な表現です。陶芸で使われるようなきめ細かい粘土鉱物は、乾燥するとカチカチに固まる独自の物性を持っています。
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