水泳のけのびで足が沈む原因は姿勢?劇的に伸びる脱力と浮心のコツ
けのびをしていて「上半身は浮いているのに脚だけが引きずられるように沈む」と感じる場合、疑うべきは脚の重さではなく上半身の過度な緊張と背中の反りです。人体は肺のある胸まわりに空気が溜まるため「浮心(浮力の中心)」が上半身に集まり、重力で引っ張られる「重心」はおへその下(骨盤付近)に位置します。この2つの支点が離れた状態で背中が反ると、シーソーのように下半身が深く沈み込んでしまいます。
もうひとつの大きな盲点が「前を見ようとして頭を上げてしまう癖」です。水中で進行方向を確認しようと顎を上げると、連動して頚椎と脊柱が反り返り、腰が落ちて下半身全体がブレーキとなって水流を受け止めます。けのびが進まない理由の多くは、推進力不足ではなく、自らブレーキをかけて失速している点にあります。
また、息をいっぱいに吸い込みすぎているケースも珍しくありません。肺を満杯にしすぎると胸ばかりが高く浮き上がり、相対的に下半身が下がってしまいます。「肺の7〜8割程度」の自然な吸気にとどめることが、フラットな姿勢を保つ隠れた秘訣です。
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