器を彩る青の正体!呉須とは?染付の技法やコバルトとの違いを徹底解剖

器を彩る青の正体!呉須とは?染付の技法やコバルトとの違いを徹底解剖に関する気になる情報をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

Q1:呉須とコバルト顔料はまったく同じものですか?
A1:完全な同義ではありません。コバルトは化学的な金属元素(酸化コバルト)を指しますが、本来の「呉須」はコバルトに鉄やマンガンなどの鉱物が自然混入した天然顔料を指します。現在市販されている「洋呉須」は精製コバルトをベースにした合成顔料ですが、陶芸界では下絵付け用の青い絵の具全般の呼称として「呉須」が広く使われています。

Q2:素焼きの陶器(土もの)にも呉須で絵付けはできますか?
A2:可能です。呉須は白磁(磁器)だけでなく、陶土を使った陶器(土もの)の下絵付けにも広く用いられます。素地に含まれる鉄分や粘土の風合いによって、磁器とはまた異なる温かみのある渋い青色に仕上がります。

Q3:呉須で描いた線が焼き上がりに滲んだり流れたりする原因は何ですか?
A3:主な原因として、呉須の粉末のすり潰し不足、絵の具の濃度が濃すぎること、掛ける透明釉の厚み、あるいは窯の焼成温度が高すぎることが挙げられます。乳鉢でしっかりと微粒子状まですり、釉薬との相性を確認することが美しく仕上げるポイントです。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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