『ゲゲゲの女房』原作者・武良布枝の現在|94歳の今と水木家の絆
かつて全国の朝を彩った『ゲゲゲの女房』のヒロインのモデルであり原作者の武良布枝さんは、1932年(昭和7年)1月6日生まれ。2026年1月でめでたく満94歳の長寿を迎えました。
現在、布枝さんは半世紀以上にわたって水木しげると喜怒哀楽を共にしてきた東京都調布市の自宅で、静かに暮らしています。年齢を重ねて足腰の衰えなどはあるものの、意識ははっきりとしており、日々の食事を美味しく味わいながら穏やかな時間を刻んでいます。自宅の敷地内や近隣には娘たち家族が暮らしており、完全な孤独とは無縁の、密な家族関係に見守られた晩年です。
布枝さんが暮らす調布の街は「水木マンガが生まれた聖地」であり、近隣の深大寺や鬼太郎茶屋、天神通り商店街には水木妖怪があふれています。散歩の折や車窓から見かける妖怪画の数々に、布枝さんは今も目を細め、ふとした瞬間に亡き夫の思い出を家族と語り合っているといいます。激動の昭和・平成を全力で駆け抜け、90代半ばとなった今、まさに「平穏」という名のご褒美に包まれた日々を過ごしています。
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