榊と樒の違いとは?神棚・仏壇の使い分けと知られざる猛毒の真相
榊と樒の最も根本的な違いは、「神道」に属するか「仏教」に属するかという信仰上の立ち位置にあります。日常の暮らしのなかで両者が混同されやすいものの、それぞれの歴史的な由来を知ると混同する余地はありません。
榊(サカキ)は神道において神が宿る依り代(よりしろ)とされ、神域と人間世界を分ける「境の木」、あるいは常に青々と繁る「繁栄の木(栄木)」が語源と伝えられています。神社での玉串奉納や家庭の神棚へのお供えに欠かせない、神聖な生命力の象徴です。
対する樒(シキミ)は、鑑真和上や弘法大師空海が密教の儀式用として重用したことで広まった仏教専用の植物です。花粉や葉の形が仏教の聖花である「青蓮華(しょうれんげ)」に似ていることから、極楽浄土を表す尊い樹木として仏壇や寺院、墓前に供えられてきました。
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