黄金の微毛纏うキマダラミヤマカミキリ!生態と飼育・採集の全貌
キマダラミヤマカミキリ(学名:Aeolesthes induta)は、コウチュウ目カミキリムシ科に属する大型種です。体長はおよそ22mm〜35mm前後で、体表全体に生え揃った黄褐色の微毛が複雑なまだら模様を形成し、光を反射してまるで黄金の織物のような美しい光沢を放ちます。
フィールドで最も混同されやすいのが、近縁の大型種「ミヤマカミキリ」です。両者を見分ける際は、以下の3つの決定的なポイントを押さえておく必要があります。
第一に「体表の色彩と模様」です。キマダラミヤマカミキリが鮮やかな黄金色の斑紋を持つのに対し、ミヤマカミキリは全体が一様な灰褐色〜暗褐色で、まだら状の光沢は見られません。
第二に「体格の差」です。ミヤマカミキリは日本最大級のカミキリムシであり、体長が35mm〜55mm超に達します。キマダラミヤマカミキリは一回り以上小ぶりで、スマートな体型をしています。
第三に「前胸背板(胸部)の形状」です。ミヤマカミキリの前胸には波打つような荒々しい深い横ジワが刻まれていますが、キマダラミヤマカミキリはシワが細かく、微毛に覆われて柔らかな質感に見えます。この3点を確認すれば、野外でも一瞬で判別が可能です。
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