犬が股の間で寝る真の理由!甘えと危険なSosを行動学で解明
年齢を重ねた愛犬が突然、飼い主の足元に異常なほど執着するようになったら、加齢に伴う感覚器の衰退や認知機能の低下を疑う必要がある。日本獣医師会(Japan Veterinary Medical Association)の学術報告でも、シニア犬の認知機能不全症候群(CDS)における初期症状として、過度な甘えや不安行動の増加が挙げられている。
視力や聴力が衰えた高齢犬は、空間把握が難しくなり、常に暗闇と静寂の恐怖に晒されているようなものだ。アメリカ動物虐待防止協会(ASPCA)の保護・ケア指針でも、視覚や嗅覚が弱まった老犬が飼い主の匂いと温もりを頼りに密着を求める行動は自然な代償作用とされている。足の間で寝息を立てる老犬を無理に遠ざけるのではなく、床に滑り止めマットを敷き、安全な生活動線を整えてあげることが何よりの支えになる。
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