似ているようで全く別物?ペタンクとボッチャの違いと魅力を徹底解説

似ているようで全く別物?ペタンクとボッチャの違いと魅力を徹底解説の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

両競技の骨格となるペタンクとボッチャのルール比較を行うと、共通する面白さと固有の戦術が見えてきます。

まず共通点として、勝敗と得点計算のルールが挙げられます。両者ともに「エンド(セット)」を重ねてスコアを競い、各エンド終了時に「目標球に最も近いボールを投げたチーム」のみが得点を得ます。相手チームの一番近いボールよりもさらに目標球の内側に入っている自チームのボールの数が、そのままそのエンドの獲得点数となります。

しかし、投球プロセスと投球順には大きな相違があります。

ペタンクでは、直径50cmほどのサークル内に両足を揃えて立ち、放物線を描くロビングや地面を転がすローリングを駆使して投げます。ビュットに寄せる「ポワンテ」と、相手球を弾き飛ばす「ティール」の攻防が醍醐味です。

ボッチャでは、横並びに区画されたスローイングボックスから投球します。最大の特徴は、自力でボールを投げることが困難な重度障害の選手のためにボッチャのランプ(勾配具)と呼ばれる滑り台状の補助具の使用が認められている点です。選手はアシスタント(介助者)にミリ単位で向きや高さを指示し、ヘッドポインターなどを使ってボールを転がします。さらにボッチャには「相手のボールの上に自球を乗せる」「ジャックボールを弾いて密集地帯ごと自陣の有利な位置へ移動させる」といった、極めて高度なチェスのような頭脳戦が繰り広げられます。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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