「歩きスマホは頭おかしい」過激化する世論の背景と事故のリアル

「歩きスマホは頭おかしい」過激化する世論の背景と事故のリアルにまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

画面に目を落とした歩行者の視野は、平常時と比べて極端に狭まる。実験データによれば、通常の歩行時に約150度から180度ある視野角は、スマートフォン操作中には僅か20度程度まで急減する。いわゆる「トンネル視野」と呼ばれる状態だ。この状態では、信号の変化や対向者の接近、足元の段差に気づくことは極めて難しい。

東京消防庁が発表した救急搬送データによると、歩きスマホや自転車に乗りながらのスマホ操作による事故で、毎年多数の人が病院へ搬送されている。特に多いのが駅ホームでの転落や階段からの落ち込みだ。さらに警察庁のまとめでも、歩行中の画面注視が原因となる車や自転車との接触事故が依然として高水準で推移している。死亡事故に直結するケースもあり、行政は危機感を強めている。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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