世界を魅了する和紙マステ、カミイソ産商が仕掛ける技術革新の全貌
東京や大阪をはじめ全国各地で開催される「文具女子博」の会場。開場のアナウンスとともに来場者が目指すブースの一つが、カミイソ産商株式会社のオリジナルブランド「SAIEN(彩宴)」だ。棚に整然と並べられた色とりどりのロールは、瞬く間にファンの手へと吸い込まれ、完売の札が次々と掲げられていく。
人々をこれほどまでに駆り立てる理由は何なのか。ブースを訪れた愛好家の一人は「花びらや水彩画のグラデーションが、まるで本物の絵画のように和紙の上に息づいている」と語る。手帳デコレーションや手紙の封緘、小物のコラージュに至るまで、日常のささやかな余白をアートへと変える力がSAIENのテープには宿っている。単なる消耗品ではなく、表現のためのマテリアルとして確固たる地位を築いているのだ。
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