上田義彦の最新写真展が開幕!光と影が放つ未公開作と名作の全貌
表現者として走り続ける傍ら、多摩美術大学で教鞭を執り、次世代のクリエイターたちに写真の本質を伝えてきた教育者としての側面も、展示の随所に滲み出ている。技術論にとどまらず、「世界をいかに見るか」という哲学的な問いかけ。それは現代アートの文脈においても極めて重要な意味を持つ。
また、写真集出版において重要な役割を果たしてきた版元・赤々舎から刊行された重厚な作品集の数々も会場で手に取ることができる。印刷、製本、紙の質感に至るまで徹底的にこだわり抜かれたブックデザインは、物質としての写真の価値を力強く証明している。デジタルデータでは決して代替できない手触りと匂いが、そこには確かに存在している。
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