人工芝のバーベキューは溶ける?失敗を防ぐ安全対策と必須グッズ完全版

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「少し炭の火の粉が落ちただけなのに、人工芝に穴が開いてしまった」というトラブルは後を絶ちません。その最大の理由は、一般的な人工芝のパイル(葉の部分)にポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)といった熱可塑性樹脂が使われている点にあります。

これらのプラスチック素材は、耐熱温度がおよそ80℃〜110℃しかありません。一方で、バーベキューで使用する炭火の燃焼温度は約800℃〜1000℃に達します。舞い上がった極小の火の粉であっても、芝に接触した瞬間に繊維を収縮・液化させ、黒く硬い焦げ玉へと変えてしまいます。

注意したいのが「防炎認定人工芝」に対する誤解です。消防法に基づく防炎性能基準をクリアした製品は、火源が接しても自己消火性によって「燃え広がりにくい(延焼を防ぐ)」構造になっています。決して「熱に強く溶けない」わけではありません。火災のリスクは大幅に下げられますが、美観を損なう溶解ダメージ自体は通常品と同様に発生するため、直接の熱対策は必須となります。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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