かぐや姫の帝はなぜあごが尖る?ジブリ巨匠が遺した作画の真相
画面に現れた瞬間、誰もが二度見した。あまりにも鋭利な三角形。横顔になった途端、空間を切り裂くかのように前へと突き出す顎の角度は、ネット上で「鋭角45度」「もはや凶器」とまで称された。
東宝配給で封切られた当初から、観客のざわめきは止まらなかった。時を経てデジタル空間へと戦場を移したその鋭い輪郭は、瞬く間に世界共通のインターネット・ミームへと昇華する。三角定規を当てて角度を測定する画像、あごで物を刺すパロディイラスト、スマートフォンの画面割れコラージュ。ソーシャルメディア全盛の時代において、帝のビジュアルは時代を超えて愛される「格好のネタ」として定着したのだ。
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