在京5大民放の仕組みと地方局の違い!Tver時代の放送業界を解説
こうした構造変化の中で、放送業界の地殻変動を象徴するのが民放公式テレビ配信サービスTVerの爆発的な浸透だ。リアルタイムでテレビ画面の前に座らない層に対し、スマホやタブレットでいつでも番組を視聴できる環境を整えたことで、キー局の番組は「放送」から「配信」へと主戦場を広げた。現在では、見逃し配信の再生数が番組の評価や広告価値を大きく左右する指標となっている。
同時に、世界的な動画配信巨頭であるNetflixなどの外資系プラットフォームの存在感も一段と増している。キー局は自社での見逃し配信を推進する一方で、高品質なドラマやドキュメンタリーを海外SVOD(定額制動画配信)に供給・ライセンス販売する動きを強めている。かつて電波の利権と国内広告市場に守られていた放送局は、今やグローバルなコンテンツ市場での生き残りをかけた激しい再編の渦中にある。
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