ジブリ『かぐや姫の物語』帝のアゴと抱擁シーンの真相!高畑勲の意図
『かぐや姫の物語』において、帝が登場した瞬間に誰もが目を奪われるのが、その極端に尖った顎(アゴ)のラインです。宮殿の御簾(みす)を自ら跳ね上げて颯爽と現れる横顔は、絵巻物のような柔らかな筆致で描かれた他の登場人物たちと比べても、異様なまでの鋭利さを放っています。
この特徴的な輪郭はネット上で瞬く間に話題となり、有志による「アゴの角度測定」がSNSで大流行しました。定規を当てた検証画像によって「角度は約45度」「鋭角すぎてあらゆるものを切り裂けそう」といったユーモラスな投稿が拡散され、名画のシリアスな空気感とのギャップから巨大なミームへと発展した経緯があります。
しかし、このシャープな造形は単なる作画のデフォルメではありません。美術設計の観点から見れば、平安時代の貴族社会における「俗世から乖離した異様な自負心」を、視覚的な記号として観客へ強烈に印象付ける高度なキャラクターデザインの一環でした。
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