白万重が咲かない原因とは?失敗しない剪定時期と美しい咲かせ方の極意
クレマチスの中でもひときわ気品ある佇まいで知られる白万重(シロマエ)は、中国原産のフロリダ系(Clematis florida)に属する八重咲き品種です。咲き始めは爽やかなライムグリーンを帯び、時間をかけて中央の花弁が密にほどけていくグラデーションは、他の花にはない圧倒的な存在感を放ちます。花持ちが非常に良く、1輪が開花してから3週間以上も美しさを保ち続ける点もガーデナーに愛される大きな理由です。
よく比較される原種「テッセン(鉄線)」と白万重は、植物学的に非常に近い関係にあります。白万重はテッセンの枝変わり(突然変異)によって誕生した品種です。両者の最も分かりやすい違いは花姿にあります。テッセンは白い6枚の花弁(実際は萼片)の中央に濃い紫色の雄しべが広がる「一重咲き」ですが、白万重はその雄しべまでもがすべて花弁へと変化した「完全な万重咲き(八重咲き)」です。
白万重を含むクレマチス全般には「高潔」「心の美しさ」「旅人の喜び」といった花言葉が付けられています。幾重にも重なる純白の花びらが少しずつほどけていく優美な姿は、まさに「高潔」という言葉にふさわしい気品を感じさせます。
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