自民党の一般党員と特別党員は何が違う?総裁選投票権と特権の真実

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一般党員と特別党員の最も明快な差異は、言うまでもなく年間の党費負担にある。一般党員が年額4,000円であるのに対し、特別党員は一口10,000円以上と定められており、経済的コミットメントの度合いが異なる。

では、2.5倍以上の会費を支払う特別党員には、それに見合うだけの「特権」が与えられているのか。結論から言えば、投票制度上の格差は存在しない。どれほど高額の特別党費を納めようと、総裁選における持ち票は1人1票であり、一般党員と完全に同等だ。

しかし、制度外のアクセス権には歴然とした差が生じる。特別党員は各都道府県連や地元選出国会議員の後援会において「有力支援者」として扱われる。中央政治大学院が主催する特別セミナーへの優先案内や、国政報告会での前列着席、議員本人との直接面談の機会など、実質的なインナーサークルへの接近ルートが開かれているのが実態だ。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

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