健康診断で朝食を食べた!血液検査の中止基準と病院での対処マニュアル
血液検査以上に「朝食の誤食」が致命的なトラブルとなるのが、胃内視鏡検査(胃カメラ)や胃部エックス線検査(バリウム検査)などの消化器系検査です。
これらの検査において朝食摂取が判明した場合、胃カメラ検査の延期理由は明確であり、ほぼ100%当日の検査は中止されます。胃の中に未消化の食べ物が残っていると、胃粘膜の微細な病変や早期胃がんが食物残渣に隠れて見逃されてしまう危険性があるためです。
それ以上に重大なのが安全面のリスクです。胃カメラ挿入時の嘔吐反射によって、胃の中の食物が逆流し、気管に入り込んで窒息や誤嚥性肺炎を引き起こす生命の危険があります。バリウム検査においても、食べ物とバリウムが混ざり合うことで正確な陰影写真が撮影できず、無用な被曝を招くだけに終わります。
また、検査当日の水分補給についても注意が必要です。脱水予防のために水やお茶の摂取制限は比較的緩やか(検査2時間前まで少量なら可とする施設が多い)ですが、糖分や乳成分を含むジュース、カフェラテ、牛乳などは胃壁に膜を張ったり消化液の分泌を促したりするため、食事と同様の扱いとなります。
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