フルマラソンは何キロ?42.195Kmの歴史秘話と最新完走術

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現在、公認コースとして認定されるためには、ワールドアスレティックスや日本陸上競技連盟が指定する極めて厳密な計測手順をクリアしなければならない。その世界基準となっているのが「ジョーンズ・カウンター」と呼ばれる自転車の車輪に取り付ける特殊な回転数計測機器だ。

計測員は深夜や早朝の交通量が少ない時間帯を狙い、インコースギリギリの最短ルートを自転車で走り抜けて距離を測る。さらに驚くべきは「ショート防止ルール」の存在だ。選手がわずかでも規定距離を下回るリスクを排除するため、全計測距離に対して「1000分の1(42.195m)」があらかじめ余分に追加される。つまり、実際の公認コースは理論上42.237km以上の長さを持つように設計されている。

国内屈指の規模を誇る東京マラソンなどでも、このミリ単位の精度管理が徹底されており、選手たちが公平かつ安全に記録へ挑める環境が維持されている。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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