箱物家具とは?脚物との決定的な違いと後悔しない選び方をプロが解説

箱物家具とは?脚物との決定的な違いと後悔しない選び方をプロが解説に関する知りたいポイントをわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

箱物家具選びで後悔しないためには、単なるデザインの好みだけでなく、空間全体の動線と収納計画を論理的に組み立てることが不可欠です。

第一の鉄則は、「視線の抜け」を意識した高さ設定です。ドアを開けて部屋に入った瞬間、正面の壁面や窓際に背の高い本棚やタンスを置くと、強い圧迫感を受けて空間が狭く見えてしまいます。背の高い箱物はドアの死角になる壁面にまとめ、視線が集まる窓際やフォーカルポイントには腰高(高さ80〜100cm程度)のローボードを配置するのがセオリーです。

第二に、扉や引き出しの開閉に必要なワーキングスペースの確保です。開き戸タイプのキャビネットなら扉の前方に約50〜60cm、引き出しタイプなら引き出す奥行きに加えて人がしゃがむスペースとして約70〜90cmの通路幅を確保しなければ、日々の出し入れに強いストレスを感じることになります。スペースに制約がある通路沿いでは、引き戸(スライド扉)を採用するのも有効な手段です。

第三に、コンセントの位置と配線経路の事前確認です。特にテレビボードやキッチンカウンターなどの箱物家具は、壁面のコンセントを塞いでしまいがちです。家具の背板に配線孔(穴)が設けられているか、巾木(はばき)を避けるスリット加工が施されているかを事前に確認しておくと、壁にぴったり寄せて美しい設置が叶います。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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