ピースボートで「帰りたい」と後悔?船内のリアルと途中下船の真相

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ピースボートを語る上で避けて通れないのが、その設立背景と独自の政治的・社会的スタンスである。1983年に当時早稲田大学の学生であった辻元清美氏(現・参議院議員)らが設立したこの団体は、歴史認識や平和運動をテーマにアジア各国を訪問する船旅からスタートした。

現在では国連の経済社会理事会(ECOSOC)で特別協議資格を持つ国際NGOとして活動しており、単なる観光旅行とは一線を画す。船内では連日のように平和問題、環境保護、国際情勢に関する講座やワークショップが開かれる。こうしたプログラムに共感して参加する人がいる一方で、一般的なレジャー感覚で参加した客が「政治色や思想的な偏りに違和感を覚えた」と戸惑うケースも少なくない。組織の歴史と理念を正しく理解していないことが、乗船後のミスマッチを生む要因の一つとなっている。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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