「やらず足場」とは?控えとの違いや設置基準・倒壊防止の仕組みを徹底解説
やらず足場が本来の強度を発揮できるかどうかは、パイプを組む角度と足元の固定方法にかかっています。適当に突っ張るだけでは、荷重がかかった瞬間に滑って外れ、重大な足場倒壊事故を招きかねません。
やらずを組む際の要点は以下の3点に集約されます。
- 理想の角度は45度〜60度:地面に対する傾斜角度は45度から60度前後が最も突っ張り強度を発揮します。角度が立ちすぎると水平方向の揺れを止められず、逆に寝かせすぎると敷地境界を越えてしまったり、パイプ自体が自重でたわむ原因になります。
- 自在クランプによる強固な2点緊結:主足場の建地(垂直パイプ)や布材(水平パイプ)の交差点付近に対し、角度を自由に変えられる「自在クランプ」を用いて規定トルクで確実に締め付けます。必要に応じて二重クランプで補強します。
- 足元の滑り止めと沈下対策:地面側にはジャッキベースを取り付け、アスファルトやコンクリート面にはアンカー留め、土の地面には厚みのある木製敷板(アンチ沈下板)を敷設した上で杭打ち固定を行います。
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