花粉症で耳が痛いのはなぜ?中耳炎のリスクと今すぐできる応急処置

花粉症で耳が痛いのはなぜ?中耳炎のリスクと今すぐできる応急処置に関する基本知識をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

花粉症による耳の痛みを感じた場合、受診先は内科や眼科ではなく、必ず「耳鼻咽喉科」を選択してください。鼻と耳の内部は直結しており、専用の内視鏡スコープで鼓膜の状態や耳管開口部の炎症レベルを同時に観察・処置できるのは耳鼻咽喉科専門医だけだからです。

医療機関での治療方針は、痛みの根本要因に合わせて段階的に進められます。

  • 抗アレルギー薬・点鼻ステロイド薬の投与:鼻の奥の粘膜の腫れを鎮静化させ、耳管の自然な開閉機能を回復させます。
  • 抗生剤の処方:中耳に細菌感染が確認された場合、適切な抗菌薬で炎症を速やかに抑え込みます。
  • 耳管通気療法:器具を用いて鼻から耳へ空気を送り、耳管の閉塞を改善して中耳の換気を促す処置です。
  • 鼓膜切開術:中耳に多量の膿や浸出液が溜まり激痛がある場合、鼓膜に微小な穴を開けて液を吸引・排出し、劇的に痛みを消失させます(開けた穴は通常数日で自然に塞がります)。

花粉症自体の治療を同時に行わなければ耳の症状も再発を繰り返すため、自己判断で通院を中断せず、鼻と耳の双方が落ち着くまで医師の指示に従うことが完治への最短ルートです。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

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