漆黒の脚が魅せるハルマヘラアオジタトカゲ野生と飼育のリアル
野外での実際の暮らしぶりについては、長らく謎に包まれていた部分も多い。しかし近年、世界中の研究者やネイチャリストが集う市民科学プラットフォーム『iNaturalist』の投稿データによって、ハルマヘラ島現地の興味深い観察記録が集積されつつある。
野生のハルマヘラアオジタトカゲは完全な地表性と思われがちだが、倒木の上や低木の枝組みのすき間、あるいは畑の石積みの陰など、立体的かつ多様な環境を利用していることが明らかになってきた。また、現地では落果したフルーツやカタツムリ、小型の昆虫などを貪欲に口にする機会全般を捉える日和見的な雑食性を示しており、この多様な食性が生命力の源泉となっている。
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