シェイプオブウォーターは気まずい?濡れ場の真相と鑑賞の回避策
観客が気まずさを感じる一方で、映画ファンや批評家から絶賛を浴び続けるのは、主演のサリー・ホーキンスと怪演俳優ダグ・ジョーンズによる魂の演技があるからに他ならない。
発声障害を持つイライザを演じたサリー・ホーキンスは、言葉を一切使わずに表情と手話、そして全身の躍動だけで溢れ出す情熱と孤独を表現した。彼女が見せる官能性は卑猥なものではなく、社会から不可視化された弱者が自らの生を取り戻すための切実な叫びとしてスクリーンに焼き付いている。
そして特殊メイクの巨匠であるダグ・ジョーンズが息を吹き込んだ生命体は、怪物の恐ろしさと神聖な神々しさを同時に漂わせる。二人が水中で抱き合うクライマックスは、異質でありながら息を呑むほど美しい。この圧倒的な純愛の異質さを理解できる環境で観るかどうかが、本作の評価を真っ二つに分ける分水嶺となる。
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