誤解必至の危険ワードも?大分弁一覧とネイティブの生きた会話術
日常的に使われている言葉が、県外に出た途端にトラブルや思わぬ赤面を引き起こすケースは後を絶たない。特に誤解を生みやすい危険度の高い表現を整理した。
筆頭は「なおす」だ。「これ、棚になおしちょって」と言われて、県外出身者が「どこも壊れていませんが?」と聞き返すのは定番の光景である。大分弁の「なおす」は修理ではなく「元の場所に片付ける・収納する」を意味する。
掃除の場面で頻出する「はわく」も罠になりやすい。「廊下をはわいといて」は「箒で掃いておいて」の意だが、標準語圏では聞き慣れない動詞のためポカンとされることが多い。
人間関係の場面では「かたる(かたらす)」が誤解を招く。「俺もかたらして!」は「おしゃべりに参加させて」ではなく「仲間に入れて・混ぜて」という意味だ。断り文句で「かたらん」と言われても、口を利かないという意味ではない。
さらに身体の部位や状態を表す言葉にもトラップがある。幼い子どもを背負う「おんぶ」を大分では「びびんこ」と呼び、擦り傷などにできるかさぶたを「つ」の単音で呼ぶ。「膝に『つ』ができた」と言われて即座に理解できる他県民はまず存在しない。
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