6月の行事食と由来を徹底解明!水無月から父の日・入梅いわしまで

今注目を集めている 6月の行事食と由来を徹底解明!水無月から父の日・入梅いわしまでについて、多角的な視点をご紹介しています。

6月上旬から中旬にかけて訪れる暦の雑節「入梅(にゅうばい)」の時期は、海の幸にも大きな恵みをもたらします。この時期に千葉県の銚子沖をはじめ各地で水揚げされるマイワシは「入梅いわし」と呼ばれ、1年の中で最も脂が乗る旬を迎えます。

産卵期を控えて丸々と太った入梅いわしは、血液をサラサラにするEPAや脳の活性化を助けるDHAが豊富に含まれており、湿気と暑さで体力を奪われやすい時期のスタミナ源として重宝されてきました。新鮮な刺身はもちろん、梅干しと一緒にコトコト煮込む「いわしの梅煮」や、香ばしい「蒲焼き」は、食欲が落ちがちな初夏にぴったりの献立です。

さらに6月16日は「和菓子の日」に定められています。この起源は平安時代、仁明天皇が国内に疫病が蔓延した際、6月16日に16個の菓子や餅を神仏に供えて元号を「承和」から「嘉祥(かじょう)」へと改元した故事に由来します。江戸幕府においても徳川将軍が家臣に菓子を配る「嘉祥頂戴(かじょうちょうだい)」の儀式が行われるなど、厄除けと招福を願って菓子を食べる風習が長く受け継がれてきました。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

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