「汎用性」をぼんよう性と誤読?今さら聞けない正しい読み方と意味
日本語の歴史においては、本来は誤読であった読み方が広く一般化し、社会的に認められる「慣用読み」へと昇格する現象が数多く存在します。例えば「重複(ちょうふく→じゅうふく)」や「早急(さっきゅう→そうきゅう)」などは、その代表例です。
しかし、文化庁の「国語に関する世論調査」や国立国語研究所の大規模コーパス調査を追跡しても、「汎用」を「ぼんよう」と読む用法は、公的に認められた慣用読みのリストには入っていません。誤読する人の割合は一定数存在するものの、それはあくまで「知識の不足や錯覚による誤り」として扱われており、市民権を得た言葉の揺らぎとは見なされていないのが現状です。
日本語教育の現場でも、外国人学習者に対して「汎用=はんよう」と厳格に指導が行われています。母語話者である私たちが堂々と誤読を口にしてしまうのは、教養の観点からも避けたい事態といえます。
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