カブトガニと希少鳥が舞う曽根干潟観察公園!知られざる絶景の全貌
周防灘に面した広大な曽根干潟は、国内有数の干満差を誇る。この独自の環境が育む生物多様性は圧倒的だ。初夏から夏にかけての産卵期、浅瀬には国指定天然記念物であるカブトガニが姿を見せる。鎧のような甲羅をきしませながら波打ち際を進む姿は、恐竜時代へタイムスリップしたかのような錯覚を抱かせる。
冬になれば主役は空へと移る。環境省のレッドリストで絶滅危惧II類に指定されているズグロカモメが、越冬のためにこの干潟へ舞い降りるのだ。干潟の上を軽やかにホバリングし、泥の中から飛び出すカニを一瞬で捕らえるその狩りの技術は、息をのむほど美しい。世界的な個体数が減少する中、この場所は彼らにとって生命を繋ぐ最後の砦となっている。
タグ:
https://aitraining.bnsf.com/wkkkxrpc/6553736/