膝を叩くと足が動く驚きの仕組み!潜む危険な病気と異常のサイン

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「昔は足が跳ねたのに、最近叩いてもまったく動かない」「左右で反応の出方が全然違う」という場合、神経伝達のどこかで信号が途絶えている可能性があります。このように反射が鈍くなる現象を「腱反射の減弱」、完全に反応しない状態を「消失」と呼びます。

膝の反射が出ない主な原因として、まず挙げられるのが腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症です。腰の神経根(特に第3〜第4腰神経)が骨や軟骨に圧迫されると、膝からの信号が脊髄へ届かなくなったり、筋肉への命令が遮断されたりして反射が消失します。左右どちらか一方だけ反射が出ないときは、片側の神経根障害が強く疑われます。

さらに、全身性の病気にも注意が必要です。長期間の糖尿病によって足先の細い神経がダメージを受ける糖尿病性多発神経障害(ニューロパチー)では、初期から腱反射の減弱が見られます。そのほか、自己免疫が末梢神経を攻撃するギラン・バレー症候群や、甲状腺ホルモンの低下によって筋肉の反応速度が落ちる甲状腺機能低下症でも反射が著しく鈍くなります。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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