志村けんが生涯愛した焼酎の真実|幻の銘柄伊佐美と麻布十番の夜
志村さんの生活拠点であり、第二の故郷とも呼べる街が東京・港区の麻布十番でした。夕方になると馴染みの飲食店へ顔を出し、深夜から明け方にかけてバーをハシゴする「麻布十番パトロール」は、芸能界でも有名な伝説となっています。
毎晩のように365日お酒を飲み続けるという圧倒的な酒豪ぶりでしたが、その酒席は常に穏やかで紳士的でした。千鳥の大悟さんをはじめとする可愛がっていた後輩芸人たちと同席する際も、説教や自慢話をすることは一切なく、相手の話を優しく聞きながらグラスを傾けていたといいます。
行きつけのバーでは、志村さんがキープしていた伊佐美のボトルが静かに置かれ、後輩たちが緊張しないようさりげなく場を和ませる気遣いを見せていました。お酒を心から愛していたからこそ、お酒の席を誰にとっても居心地の良い空間に仕立て上げる――それこそが志村流のダンディズムでした。
タグ:
https://aitraining.bnsf.com/unxayrua/9884079/