ルポンドシエルビルの最新情報|名建築の歴史と移転劇・噂の真相

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ルポンドシエルビル(旧大林組本店ビル)は、1926年(大正15年)に建てられた鉄骨鉄筋コンクリート造の近代建築です。設計は辰野・片岡建築事務所出身の平林金吾らが手掛け、スクラッチタイルと石張りの重厚な外観、東洋風の意匠が融合した美しいファサードは、北浜・天神橋エリアを代表する景観として親しまれてきました。

1973年に大林組が本店を移転した後は、同社創業家のコレクションを展示する大林部室や、1978年にオープンした本格フレンチレストラン「ルポンドシエル」の拠点として活用されてきました。しかし、築90年を超えて耐震性や設備の老朽化が顕在化し、2026年秋にレストランが惜しまれつつも同ビルでの営業を終了。その後、ビル自体のあり方について大きな注目が集まることとなりました。

現在に至る一連の動きの中で、関係各所による詳細な記録保存や部材のアーカイブ化など、記憶を次世代へ引き継ぐ取り組みが行われています。都市の更新期を迎える大阪において、名建築が辿った軌跡は近代建築保存のあり方を考える重要なケーススタディとなっています。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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