伊藤沙莉の子役時代が天才的!9歳衝撃デビューから女王の教室の秘話
彼女の名を決定的に全国のお茶の間に浸透させたのが、2005年放送の社会現象ドラマ『女王の教室』(日本テレビ系)です。伊藤沙莉が演じたのは、志田未来演じる主人公・神田和美を教室で執拗に追い詰めるクラスメイト・田中桃子役でした。
学級の支配構造に迎合し、仲間外れや嫌がらせを主導していくリアルな表情や冷淡な視線は凄まじく、当時の視聴者から本気で憤りを向けられるほどの反響を巻き起こしました。演出陣が求めた「思春期直前の子供が持つ無自覚な残酷さ」を完璧に具現化してみせた結果でした。
この撮影現場で、彼女の才能をいち早く見抜いていたのが主演の天海祐希です。凍りつくような緊張感が漂う現場のなか、クランクアップの際に天海は伊藤沙莉のもとへ歩み寄り、次のような言葉を贈ったと言われています。
「あなたはカメラが自分に向いていない時でも、絶対に気を抜かず、相手のお芝居に本気でリアクションしている。その姿勢は本当に素晴らしいから、絶対に変わらないでね」
主役の背中を常に見つめながら培った「受けの芝居」の真髄。大女優から送られたこの温かい叱咤激励は、子役時代の伊藤沙莉にとって生涯の指針となり、その後の表現力を支える礎となりました。
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