野いちごと木苺の違いとは?食べられる種類と見分け方・毒草の真相
公園の芝生やあぜ道で最も頻繁に目にするのが、地面を這うように広がる「ヘビイチゴ」です。古くから「ヘビイチゴを食べると毒がある、死に至る」といった言い伝えが語り継がれてきましたが、この毒性の真相はどうなのでしょうか。
結論から言えば、ヘビイチゴに致死的な毒性はありません。誤って1〜2粒口にしてしまっても、中毒症状を起こす危険性は極めて低いです。しかし、果肉には水分も糖分もほとんど含まれておらず、パサパサとしたスポンジ状の食感で味も無味覚に近いため、食用としての価値は一切ありません。「不味くて食べるに値しない」という事実が、子供への誤食警告として「毒イチゴ」という伝承に変化したと考えられています。
一方で、同じく草本性で地面を覆うように育つワイルドストロベリー(エゾヘビイチゴなど)は、オランダイチゴ属の正統な野生種です。小粒ながら市販のイチゴを濃縮したような濃厚な香りと強い甘みを持ちます。ビタミンやミネラルを豊富に含み、ヨーロッパでは古来より胃腸を整えるハーブティや強壮の生薬としても愛用されてきました。
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