地面師たち原作者・森功の実像|凄腕記者の経歴と代表作・最新動向
森功氏の真骨頂は、経済犯罪の追及だけに留まりません。永田町・霞が関の深層を抉る政治ノンフィクションにおいて、氏の右に出る書き手は極めて稀です。その代表例が、ベストセラーとなった『官邸官僚 安倍一強を支えた影の権力者』(文藝春秋)と『菅義偉の正体』(小学館新書)です。
『官邸官僚』では、内閣人事局を通じて官僚機構を完全掌握し、政策決定プロセスを劇的に変貌させた安倍政権の「官邸主導」の実態を克明に記録。首相秘書官や補佐官といった側近官僚たちがどのように権力を振るい、省庁間の力学がどう歪められていったのかを、多数の当事者・官僚幹部の実名・匿名証言から白日の下に晒しました。
また『菅義偉の正体』では、秋田の農家から集団就職で上京し、横浜市議から首相へと登り詰めた特異な政治家の「権力の源泉」を徹底解剖。無派閥でありながら人事権と情報網を武器に政界を牛耳った手法を冷徹な視点で分析し、権力の本質を浮き彫りにしました。これらは政治記者や研究者にとっても必読の第一級資料として高く評価されています。
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