北淡震災記念公園・野島断層保存館|震災の傷跡と最新見学ガイド
敷地内を歩くとひときわ存在感を放つ巨大なコンクリート構造物、それが北淡震災記念公園の「神戸の壁」です。この壁はもともと、神戸市長田区若松町の公設市場に1927年(昭和2年)頃に建てられた防火壁でした。第二次世界大戦中の神戸大空襲に耐え、さらに1995年の阪神・淡路大震災で周囲の建物がことごとく焼け野原となるなか、猛火に耐えて倒壊せず立ち残った奇跡の遺構です。
震災からの復興事業に伴い解体される危機に瀕していましたが、震災の記憶と市民の防災意識を後世に残すため、北淡震災記念公園へと移設・保存されました。高さ約8m、幅約14mに及ぶ焦げ跡の残る壁は、幾重の災禍を乗り越えてきた神戸の不屈のシンボルであり、訪れる人々に防災と減災への不断の誓いを無言で語りかけています。
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