3歳児の絵がぐちゃぐちゃ?丸・顔が描けない発達の秘密と声かけ術

3歳児の絵がぐちゃぐちゃ?丸・顔が描けない発達の秘密と声かけ術の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

同世代の子が目や口のある顔を描いているのを見て、「なぜうちの子はまだぐちゃぐちゃな渦巻きばかりなのだろう」と焦る必要は一切ありません。3歳児が丸や輪郭を閉じられないのには、身体的・神経学的な明確な理由が存在します。

きれいな円を描く(線の始点と終点を正確につなぐ)動作には、手首の柔軟なコントロールと、目で線の軌跡を追いながら指先を連動させる「目と手の協応動作」が不可欠です。3歳前半の子どもにとって、肩や肘ではなく手首や指先の微細な筋肉を自在に操ることは、大人が想像する以上に高度なタスクといえます。

さらに、発達心理学の視点で見ると、画用紙一面に力強く塗りたくるような「ぐちゃぐちゃ描き」は、感情の発散やエネルギーの表現そのものです。子どもは頭の中にあるストーリー(雨がザーザー降っている、怪獣が暴れているなど)をダイナミックに再現している最中であり、決して「描けない」のではなく「全身で表現している」状態といえます。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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