ゲジゲジに似てる虫の正体は?危険なムカデとの見分け方と駆除対策
住居内に突如として現れる多足類や素早い昆虫たち。見た目のインパクトが強烈なため混同されがちですが、生態や危険度はそれぞれ大きく異なります。代表的な5種類の生物の特徴を整理しました。
① ゲジ(ゲジゲジ)
体長は約2〜3cmほどですが、細長く発達した15対(30本)の足を広げると大人の手のひら近いサイズに見えます。非常に俊敏で、壁や天井を滑るように走るのが特徴です。ゴキブリやダニを捕食する益虫であり、人間への毒性はありません。
② トビズムカデなどのムカデ類
体長は7〜15cm以上に達し、赤褐色や黒光りする硬い甲殻で覆われています。太く平たい体に21〜23対の短い足を持ち、頭部に強力な毒顎(顎肢)を備えています。攻撃性が極めて高く、触れると瞬時に咬みついて激痛を引き起こします。
③ ヤスデ
体長は約1〜3cmで、細長い円筒状の体をしています。歩くスピードは非常に遅く、危険を感じるとダンゴムシのように体を渦巻き状に丸めるのが特徴です。噛むことはありませんが、刺激すると悪臭を放つ有毒な分泌液を出します。
④ カマドウマ(便所コオロギ)
足の数は6本ですが、異様に長く発達した脚で不規則に高く跳躍するため、ゲジゲジと見間違えられるケースが多発します。湿気の多い床下や風呂場を好み、毒性はありませんが跳ねて向かってくる挙動が恐怖を与えます。
⑤ 紙魚(シミ)
体長8〜10mm前後の銀灰色に輝く扁平な虫で、足は6本ながらクネクネと魚のように走ります。本や衣類、段ボールの糊を食べる害虫ですが、毒針や毒性はありません。
⑥ アシダカグモ
昆虫ではなくクモ類ですが、足を広げるとCDサイズ(10〜15cm)にもなる巨大な姿からよく騒ぎになります。巣を張らずに夜の室内を徘徊し、ゴキブリを主食とする最強の益虫です。人間への攻撃性はありません。