無原罪の御宿りとは?処女受胎との決定的な違いとカトリックの教義
この神学的なテーマは、バロック時代を中心に数多くの宗教絵画として視覚化されました。中でもスペイン黄金世紀の巨匠バルトロメ・エステバン・ムリーリョが描いた連作は、プラド美術館をはじめ世界中で傑作として知られています。
ムリーリョが確立した「無原罪の御宿り」の構図には、新約聖書の『ヨハネの黙示録』12章に登場する「太陽を着て、月を足の下に踏み、12の星の冠をかぶった女」のヴィジョンが色濃く反映されています。
絵画を鑑賞する際は、以下の象徴的モチーフに注目すると理解が深まります。
・純潔を示す白い衣と天の真理を表す青いマントをまとった若きマリアの姿
・足元に浮かぶ三日月(純潔と移ろいやすい現世への勝利)
・マリアの周囲を取り囲む無数の天使(プット)たちと、純潔を象徴する百合の花やバラ
・原罪の象徴である蛇(悪魔)を足で踏み砕く描写(構図により描かれない場合もあります)
タグ:
https://aitraining.bnsf.com/twwbufha/4606328/