83歳長寿の知恵『養生訓』がなぜ今響く?現代医学も唸る健康バイブル
江戸時代の元禄期から正徳期にかけて活躍した本草学者・儒学者である貝原益軒は、決して生まれつき頑健な人物ではありませんでした。幼少期から青年期にかけては病弱で、幾度も体調を崩して寝込むほど体が細かったことが知られています。
自らの虚弱体質を克服したいという切迫した動機から、益軒は中国や日本の医学書を徹底的に読破し、自らの身体を実験台にして食事や運動、休息のリズムを模索し続けました。日本初の体系的な本草書『大和本草』をはじめ数十にのぼる著作を著し、集大成として83歳(1713年・正徳3年)のときに刊行したのが『養生訓』です。当時としては驚異的な84歳の天寿を全うする直前まで明晰な思考を保ち続けた記録は、彼が磨き上げた健康メソッドの有効性を何よりも客観的に証明しています。
タグ:
https://aitraining.bnsf.com/jftslbni/5507991/