愛犬にかぼちゃは危険?獣医師が明かす正しい与え方と手作りの罠
動物臨床栄養学の知見によれば、カボチャは正しく使えば極めて優れた機能性食材だ。βカロテン(体内でビタミンAに変換)、ビタミンC、ビタミンEという三大抗酸化ビタミンを豊富に含み、細胞の酸化ストレスを軽減する働きが確認されている。
特に注目すべきは、水溶性と不溶性の双方がバランスよく含まれる食物繊維である。便秘がちなシニア犬の腸内環境を整え、適度な便通を促す作用は侮れない。カロリー密度が低いため、肥満対策の「かさまし」として処方されるケースも多い。しかし、食物繊維は諸刃の剣だ。摂りすぎれば腸内の水分を奪って便を異常に硬くし、あるいは異常発酵による重度の腹部膨満を引き起こす。
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