コームとブラシの決定的違いとは?美髪プロ直伝の正しい使い分け

コームとブラシの決定的違いとは?美髪プロ直伝の正しい使い分けとはどのようなものなのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

髪が濡れているとき、毛髪内部の水素結合は切断され、表面のキューティクルは柔らかく開いた無防備な状態に晒されている。公益社団法人日本毛髪科学協会などの専門知見でも指摘されている通り、濡れ髪は乾燥時と比べて引っ張り強度が著しく低下しているのだ。

このデリケートな状態に、密度の高いヘアブラシを無理に通すとどうなるか。過度なテンション(引っ張り力)がかかり、キューティクルが剥離し、コルテックスが断裂して枝毛やうねりの直接的な原因になる。株式会社資生堂をはじめとする大手化粧品メーカーの毛髪研究でも、摩擦ストレスが髪のエイジングやツヤ消失を加速させることが実証されている。

濡れ髪に許されるのは、摩擦を極限まで抑えた目の粗いコーム、あるいは濡れ髪専用に設計されたツールのみ。お風呂上がりやドライヤー前のコーミングは、毛先から段階的に、力を入れず滑らせるのが鉄則だ。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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