カルピス発酵バターが幻と呼ばれる理由とは?販売店や特撰との違いを検証

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カルピス発酵バターが「幻」と語り継がれる最大の理由は、その極めて限られた生産量と特殊な生い立ちにあります。このバターは、カルピスを作る過程で生乳から乳脂肪分を分離する際に得られる高品質な生乳(クリーム)のみを主原料としています。カルピス約30〜40本から抽出できる乳脂肪分を使って、ようやく450gのバター1塊が作られる計算となり、原料そのものの供給量がカルピスの生産量に完全に依存しています。

もともと1963年に業務用として開発された本製品は、帝国ホテルをはじめとする名門ホテルの厨房や一流シェフたちに独占的に供給されていました。「このバターでなければ出せない焼き色と香りがある」とプロフェッショナルが絶賛し、長年市場に出回ることはありませんでした。一般向けの販売が始まってからも、原料の希少性から大量生産ができず、現在でも店頭で見かける機会が限られるため「幻のバター」という呼称が定着しています。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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