存廃に揺れる第三セクター鉄道!地域インフラ再生の独占裏側
東日本大震災の壊滅的な被害から奇跡の復活を果たし、全線開通を遂げた三陸鉄道は、地域インフラ防衛の先進モデルだ。被災したJR沿線区間を統合し「三陸リアス線」として一体運用をスタート。震災遺構を巡る学習列車の企画や強力な地域ブランディングを推進し、地元の生活路線としての機能と全国からの観光客誘致をハイレベルで両立させている。
一方で、九州新幹線の開業に伴う並行在来線を引き継いだ肥薩おれんじ鉄道は、広域的な貨物輸送ルートとしての役割を活かしたアプローチを取る。JR貨物との線路使用料交渉を進めつつ、沿線の豊かな食文化を車内で提供する「おれんじ食堂」をヒットさせた。乗車密度の低い過疎地域であっても、広域インフラとしての機能と観光資源としての魅力を研ぎ澄ませば、存続の道が開けることを証明している。
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