天才・升田幸三の伝説と真実!宿敵大山との激闘から新手一生の美学まで

天才・升田幸三の伝説と真実!宿敵大山との激闘から新手一生の美学までにまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

升田幸三の凄さを語る上で欠かせないのが、1957年(昭和32年)に達成した史上初のタイトル三冠独占(名人・王将・九段=当時の全冠)です。当時の将棋界に存在したタイトルを一身に集めたこの快挙は、後世の羽生善治九段や藤井聡太竜王・名人が成し遂げた全冠制覇の先駆けとなる歴史的瞬間でした。

さらに升田の伝説的成績を象徴するのが、第5期王将戦における「名人に香車を引いて勝つ」という前代未聞の勝利です。当時、現役名人であった大山康晴を相手に3連勝して規定の「指し込み(平手からハンデ戦へ移行するルール)」に追い込み、香落ちの下手(有利な側)を持った升田が見事に勝利を収めました。「名人に対して駒を落とさせる」という行為自体が将棋の歴史上類を見ない屈辱劇であり、升田の圧倒的な棋力が天下に轟いた瞬間でした。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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