手足口病の治りかけに皮や爪が剥がれる真相!原因と正しい対処法を解説
手足口病を発症すると、手のひら、足の裏、指先、口の中などに特有の水疱性発疹が現れます。この発疹が枯れて赤みが引いた後、およそ2〜4週間が経過した頃から皮膚が白く浮き上がり、ペリペリと剥がれ始める現象が「落屑(らくせつ)」です。
皮膚が広範囲にめくれる最大の要因は、表皮細胞がウイルスと生体防御反応によって一時的なダメージを受けることにあります。手足口病の原因となるエンテロウイルスやコクサッキーウイルスが皮膚組織で増殖すると、表皮の最下層にある基底層や有棘層に炎症が生じます。その後、炎症が鎮静化する過程で皮膚のターンオーバー(新陳代謝)が急激に促進され、役目を終えて壊死した古い角質層が一気に押し出されるため、ボロボロと皮が剥がれ落ちるのです。
近年流行の主流となっている「コクサッキーウイルスA6型(CA6)」に感染した場合、従来の手足口病よりも発疹が大型化し、手足だけでなく肘や膝、お尻周りまで広がる傾向があります。発疹が激しかった部位ほど皮膚へのダメージが深くなるため、治りかけの段階で見られる皮むけの範囲も広くなりやすいのが特徴です。
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